【家庭菜園】リーフレタスの収穫と保存方法

2021年1月23日

リーフレタスは家庭菜園をしている人は誰もが育てたことがあると思います。日光に当たってキラキラしている様子がとても美しいですよね!
私も、今年もひと畝ぶん育てています。これが主婦的にかなり重宝しており、せっかくなので収穫後にどのように処理をしているかご紹介したいと思います。

ちなみに、今回のレタスの苗は、無農薬・化学肥料未使用でタネから育てているおじさんに苗をいただきました。

<目次>

  1. 【前提】そもそもマルチをして育てる
  2. 葉かき方式で収穫する
  3. 畑の水道でざっくり洗う
  4. 帰宅後、水あげ
  5. 野菜室で保存
  6. 一口大にちぎって料理へ

1.【前提】そもそもマルチをして育てる

家庭菜園のリーフレタス

そもそもですが、レタスはマルチをして育てています

その理由は、保温のためということと、週末にしか畑に行けないので水切れを防ぐためいうことももちろんありますが、泥はねで汚れないようにということが大きいです。

レタスのような加熱せずに生で食べるものは、土からのサルモネラ菌による食中毒に気を配る必要があります。マルチをしているとそのリスクが低くなるそうです。

・参考:農研機構のウェブサイトより: マルチは土壌からのサルモネラ汚染を低減する

マルチはゴミになるのでできるだけ使いたくないところではありますが、こういうところは柔軟に考えても良いのかなと思っています。

2.葉かき方式で収穫する

リーフレタスの収穫

一気に株ごと収穫するともったいないので、ちょっと手間ではありますが、成長した葉っぱから一枚ずつ収穫する「葉かき」方式で収穫します。同時に萎れてしまっている葉っぱなどは取り除いておきます。

「葉かき」で収穫するとどうしてもすぐに萎れてしまうので、他の作業が終わって帰る直前の一番最後に収穫するようにしています。

3.畑の水道でざっくり洗う

リーフレタスの収穫

私は薬剤は一切使わないので、レタスの中心には真冬でも小さな虫が潜んでいます。虫も暖をとっているのかもしれません。青虫のような葉っぱを食べるタイプのものはレタスでは見かけた記憶がありません。

ただ、結球する玉レタスは雨の季節にナメクジに悩まされます。それがイヤで私は玉レタスはあまり育てません。

虫はできるだけ家の中に持ち込みたくないので、ゴム手袋をして畑の水道でざっくり洗って落としておきます。

4.帰宅後、水あげ

畑から帰ってきて夫はのんびりしていますが、私は収穫した野菜の片付けがあります。

リーフレタス

レタスは軽く洗って、大きなボウルにたっぷりの水を入れて浸しておきます。バリっとするまで浸します。
水温が高い場合は氷を入れてキンキンの冷水にします。

リーフレタス

バリっとしました。30分くらいでしょうか。なお、このレタスは超真冬に収穫したのでちょっと霜で焼けてしまっていますが、家庭で食べる分には問題ありません。

この写真を撮ったのは、寒波到来中の1月。冷水のために指が真っ赤です。夫はこんな苦労は知らないでしょう。このブログを読んで気づいてくれたら良いのですけどね。

5.野菜室で保存

バリっとさせた後は、最終的に虫や汚れがついていないか確認しながら、一枚ずつ裏表をよくチェックしながら洗います。お湯を使うとしおれてしまうので、真冬でもお湯は使いません。手が冷たいですがここは我慢です。ニトリルなどのゴム手袋をすれば良いのですが、コロナ禍で品薄のため、耐えられる時は使わないようにしています。

レタスの保存

そして、Lサイズのジップロックに入れて野菜室で保存。水は完全に切らない方が保湿になって良いように思います。ここまでしておけば、後は思いついた時にすぐ食べられます。

6.一口大にちぎって料理へ

後はいかようにもできるので、お好きな食べ方で。「あと一品欲しい」という時や「お弁当の隙間を埋めたい」というような時でも野菜室からさっと出してすぐ食べられます。朝食のパンに挟んで食べるというのもオススメです。

レタスについている水分が気になる方はサラダスピナーやキッチンタオルで水気を切った方が良いと思いますが、そこまでビシャビシャじゃないので、普段の食事には私はそこまで気をつかっていません。お客さんとかに出す場合はきちんと水分は切った方が良いでしょうけど、シンクの上でふりさばくだけで自分と夫が食べる分には問題なしです。

サラダに使う場合は、ジップロックから出し→シンクの上でふりさばいて水分を切り→一口大にちぎってサラダボウルへ、という手順です。この「一口大にちぎる」というのが、「思っているより小さめの4センチ角くらい」といつも意識しています。というのはズボラな私はどうしてもちぎるのが大きめになり、これまで何度も「大きなひと口ですね」と料理教室等で指摘されています。大きいと食べる時に口の周りにドレッシングがつくのでここは丁寧にちぎった方が良いです。

ともあれ、5.までの下処理をしておけばすぐに使えるのでとても便利。野菜室で余裕で一週間くらいはバリッとした新鮮な状態のままでキープできます。(肥料をたっぷり与えて育てられたものだとすぐに腐ってくるかもしれません。そこは様子をみてください。)

レタスのサラダ

畑で育てたレタスは肉厚で食べ応えがあります。レタスにドレッシングをかけるだけで一品できてしまいます。

こんな手抜き料理をネット上にのせてやや恥ずかしい気もしますが、メインのレタスが美味しいとそれだけで御馳走になります。(手前味噌ですみません。)

コストコのクルトン

上の写真でトッピングに使用しているのは、コストコで購入したクルトン。便利です。

レタスが畑にあると畑が華やぎますし、自分で育てるレタスは安心して食べられます。ぜひお試しください。

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