【本日の畑】不耕起で秋冬の準備

2021年8月30日

今日は8月29日です。

残暑が厳しくて熱中症に警戒という一日でしたが、確かに暑いものの、8月上旬の刺されるような強い日差しではなくて、少し日差しがマイルドになった気がします。

畑の片隅には、ヒマワリが今頃咲いています。本当は2メートルくらいになるはずが1メートルもなくて弱々しいですが(おそらく水不足が原因)、シックな色合いがきれいです。グリーンフィールドプロジェクトさんの固定種のヒマワリの種で育てたので、種採りをして来年はもっとたくさん咲かせたいです。

ひまわり(グリーンフィールドプロジェクト)

同じ種なのに、こちらは明るい色合いになりました↓

ひまわり(グリーンフィールドプロジェクト)

さて、夏も終わりに近づき、秋冬野菜への転換期になりました。今日はロメインレタスの苗を植え付けする予定で畑に持っていきました。

ロメインレタスの苗

暑い時期の苗の植え付けは枯れるリスクがあるので・・・

・植える1週間ほど前から直射日光に当てて慣らしておく「順化」をする(→やった)
・朝じゃなくて夕方に定植するとよい(→夕方に作業開始)

ということですが、あまりに暑く、さらに明日も強烈な日差しの一日になるようなので、少しだけ植えたものの、作業を中断して一旦見送ることにしました。

不耕起でウネの準備

農地を借りることができた半年前、とりあえず耕運機を購入しました。

その時は、不耕起でやるということはあまり考えてなくて、できれば効率的なやり方をしたい、機械の利便性も大いに活用したい、と考えていましたが、この半年でいろいろと考えが変わってきました。

フェイスブックに「自然農」のグループがあって、そこに参加させてもらっていますが、(私は投稿はしたことなくて見るだけなのですが、)いろいろな人の投稿やコメントを見ていると、自然農の定義とか、条件として、「耕さないこと」が挙げられるというのが分かってきました。「自然農とうたいながらビニールマルチをしていたり耕運機を使ったりしている人がいる」というようなコメントもあったりして、ひえっ、そういうもんなのか・・・と怖くなったりしました。

私は私なりのやり方でやったらいいと思うけれども、とりあえず、この秋冬のウネの準備は耕運機を使わずにやってみようと思います。夫は「え?せっかく耕運機買ったのに使わないともったいないやん、使ったほうが楽やし早いやん」と反対していますが、後述しますが夫は現在戦力外でどうせ畑にこないので、ほうっておくことにしました。

耕運機もたまには使わないと動かなくなってしまいそうなので、今後ずっと使わないというのではなく、どこかで使う予定ではいます。

ということで、クワできれいに整えたウネ↓

ウネの準備

写真の手前の方は大雨の直後にあせって触ってしまったので、ちょっとゴロ土になってしまっています。

このウネはこれまで使ってなくて、刈った草をウネのうえにのせて放置していたのですが、枯草と土の境目は腐葉土のようになり、土はしっとり柔らかくなっていました。

これまでの市民菜園では、刈った草は区画から持ち出して残渣置き場まで運んでいましたが、もったいないことをしていたなぁと思います。まだ半年なのでまだまだ肥えている状態とは程遠いですが、少しずつ肥やしていきたいです。

ウネを整える作業はなかなか大変ですが、耕さないというのはチカラの弱い女性に向いているかもしれません。

猫の手はどこに行けば借りられますか

ウネの準備もまだ全部できていませんが、9月上旬までにやらないといけないことは、前述のロメインレタスの他にもいろいろあります。

  • キャベツの定植
  • ジャガイモの植え付け
  • たまねぎ(極早生)の育苗

そして、概ね9月中にやらないといけないこと↓

  • 種まき
    • だいこん
    • かぶら
    • ほうれんそう
    • ごぼう
    • ハーブ類
  • たまねぎ(中生、晩生)の育苗
  • ベルギーエシャロットの育苗 
  • にんにくの植え付け
  • 白菜の定植 
  • サトイモ(石川早生)の収穫 など

やはり、お盆の頃の大雨で1週間作業ができなかったのが今に響いています。ここへ来て連日の猛暑で作業効率も落ち、焦っています。セルトレイの苗を定植していってくれる機械をユーチューブで見ましたが、あんな機械があれば楽だろうなぁと思いますが、私はもちろん手作業です。

週末だけ参戦でもかなり頼りになる夫ですが、梅雨明け頃に坐骨神経痛になりました。日によって痛みの程度は違うようですが、痛い時は畑にくることもできず、戦力外となる日が多いです。先日は割と元気で刈払機でざっと草刈りしてくれた日がありましたが、それだけでものすごくありがたく感じました。ありがたさのハードルが今はだだ下がりなので、夫にとってはいろいろチャンス(?)かもしれません。

そしてこの週末は、トマトの撤去とか、あまり負担にならないことだけでもやってほしいなと考えていましたが、夫はおとといの金曜日に例のワクチン1回目を打ち、この週末は完全に戦力外でした。

ありがたさのハードルは下がっているけれども、薄っすい期待でも裏切られた時の恨みは倍返しっていうか何ていうか・・・。3週間後の金曜日に2回めってことは、またその週末は完全戦力外ってこと?うそやん。

そして私は明日が1回目のワクチンの予定。2日くらいはまともに畑仕事ができない可能性があるのか・・・夕日を浴びるサトイモの石川早生を愛でながら、この忙しい時期に動けなくなるのは辛いとぼんやり考えていました。

そして、帰宅して、地主さんにいただいたビールを飲みました。やけ酒です。ひと夏超えて、だいぶおっさん化してきました。

夕日を浴びるサトイモの石川早生

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