【ベスト3】2023年に購入して良かったもの

2024年1月27日

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2024年になり、もう1ヶ月経とうとしています。

今年は前回のブログで書いた購入した畑での耕作も始まるので、新しく計画していることがあり、実際にもう動き出しています。またおいおいブログで紹介していきますので、時々ブログを覗きにきてくださいね。

さて、今日のブログは「2023年に購入して良かったものベスト3」です。普通、こういうのは年内に書くような気が・・・と、去年も全く同じように年が明けてから「2022年に購入して良かったものベスト3」を書いたような・・・笑。

ちなみに農地に関しては「購入できて良かった」とは思いますが、「購入して良かった」かどうかは今のところは分からないので今回は除外です。

今年は第1位から紹介します。ではどうぞ。

2023年買って良かった第1位:軽トラ

まだ買ってなかったんかいっ!と呆れられるのを覚悟で書いてます。新規就農3年目にしてようやく買いました。

これまでは普通の乗用車でなんとかやっていたのですが、畑の移転を控えているため、これはもう絶対に必要という状況になり、必要に迫られてようやく買いました。

まずは写真からお見せしましょう。こちらが購入した"農家のベンツ”こと、軽トラでございます↓

ダイハツのハイゼットトラックです。グレードはエクストラ、新車です。7月に発注して10月に納車してもらいました。

念願の軽トラですので、納車された時から「便利すぎる〜」とガンガン乗り、1ヶ月点検を終えてまたガンガン乗り、そして年の瀬の12月、ダイハツの不正が報じられました・・・。チーン。

全車種出荷停止になったとニュースで知りましたが、まず真っ先に思ったのが、納車が間に合って良かった・・・ということです。納車されてなかったら移転作業に影響が出るので、もうちょっと遅かったら危なかったとヒヤッとしました。

ダイハツからはニュースが出た直後に、ディーラーさんから夫にお詫びの電話がかかってきましたが、その後は何の連絡もなかったので普通に乗っていました。忘れた頃の1月24日にお詫びの手紙が届き、その中に「すぐにご使用を中止いただく必要がないことを確認いたしております」と書かれていました。まぁ高速道路を走ったりするわけでもなく普通に街中を走るだけですし、ダイハツの軽トラなんてものすごい数これまで作られてきてるので根幹的な安全性はまぁ問題ないでしょうし、それより今この便利な車をリコールなどで取り上げないで〜と思っています。

購入にあたって絶対譲れなかったポイント

話を戻しまして・・・このブログを読んでくださっているのは農家さんが多いのかなと思うので、すでに軽トラをお持ちの方が大半かと思います。色々ツッコミどころあるかと思いますが、僭越ながら、購入にあたって私が考えたことを書かせていただきます。

新規就農して3年目なので、軽トラを買うならこの点は絶対譲れないというイメージはだいぶ固まっていました。それは、4WD、オートマ、エアコンの3点です。

4WDに関しては、ちょっとした小上がりはやっぱり4WDじゃないと上がられへん、というような話を聞いていたので、買うなら絶対4WDと考えていました。2WDと比べると15万円ほど値段が高くなりますが、後で後悔する可能性より今15万の痛みに耐えた方が良いだろうと考えました(大袈裟な・・・)。

2WDと4WDはボタンで切り替えするようになっていて、通常は燃費を考えて2WDモードで走り、いざという時に4WDのボタンに切り替えるという仕組みです。そして早速後輪がぬかるみにハマってしまったことがあり、4WDモードに切り替えたらシュッと抜け出せたので、やっぱり4WDにして良かった〜と感動しました。15万円余分に払ってると思うと感動もひとしおです。

オートマ、エアコンに関しては、贅沢といえばそうですが、農作業でクタクタに疲れて運転して帰ることを考えるとやっぱり欲しいかなと思いました。(ちなみにあたかも自分で運転してるような書きぶりですが、運転はほぼ夫にしてもらってます。)

なお、新車か中古かという問題ですが、4WD、オートマ、エアコン付きとなると、そもそもそんなに出回らず、あっても新車と値段はそんなに変わらないこと、今回購入する軽トラはできるだけ長く乗るつもりであること、また、減価償却のことも考えて、中古という選択肢は早い段階で消えました。

最後まで迷った点

ごく普通の軽トラにするか、室内が広いタイプの軽トラにするか、です。

室内が広いタイプのは「ジャンボ」というそうですが、最近このタイプに乗っている人を多く見かけます。実際に乗っている方に室内を見せていただいたのですが、このちょっと広くなっている部分にちょっとしたものを置けるらしく、それがすごく便利とのことでした。ディーラーさんも、リクライニングもできるので快適ですよ、と言ってました。ただし、室内が広い分、荷台が狭くなります。

さぁ、どうする、便利+リクライニングを取るか、たくさんの荷物を運べる方を取るか。

・・・決め手はお値段でした。「ジャンボ」のは高いのです。普通の軽トラにしました。

そして、納車されてウキウキで初めて助手席に乗り、あ、やっぱりジャンボにしたら良かった、と秒で後悔しました。というのは、リクライニングできないと言っても多少はできるんだろうと思っていましたが、軽トラって本当に全くリクライニングできないんですね・・・。直角という感じで背筋を伸ばして座ってます。まぁ私にはリクライニングは贅沢品だったということで。

でも、後日、耕運機を乗せてみると割と荷台がいっぱいになったので、荷台が広い方にして良かったかなと今では思っています。下の写真は小さい方の耕運機ですが、もう一台お借りしている耕運機がこれより大きく、それはまだ乗せてないのですが、ギリギリ乗せられる大きさかなと思います。

ちなみに、写真に写っている「あゆみ板」(ハシゴみたいなやつ)は2枚セットで61,600円(高っ!)、荷台に敷いているゴムマットは16,500円、荷台に被せるシートは11,000円で、全て軽トラと一緒に注文しました。「あゆみ板」なんかは別のところで買った方が安いんだろうと思いますが、車両代金を結構値引きしてくれたということと、なんかもうヤケクソという感じもあり、まとめてディーラーさんで注文しました。

しっかり稼がないと!

燃費ですが、1リットル10キロくらいです。こまごまとした道を走ってるのでやむを得ないですが、思っていたよりガソリンの消費が早いです。自動車保険も新たに加入しましたし、あと大きいのは、駐車場代です。

軽トラを購入するにあたり、私はマンション住まいなので、駐車場をどこかで借りないといけません。これが大きいので今まで軽トラの購入を渋っていたというのが正直なところです。

マンションの駐車場で借りてもいいんですが、どうせなら肥料やいろんな荷物が置けるシャッター付きのガレージにしたいと思って探してみたところ、マンションのすぐ近くにシャッター付きのガレージがあり、たまたま空きがあったので、契約することにしました。それが最初の写真のガレージです。

ここは電気も契約すれば使えるそうで、将来的に収穫物を保管する冷蔵庫を置いたりもできるかなと思っています。

駅から割と近いということっもあり、月額18,300円。畑も買ったことですし、しっかり稼いでいかないといけませんね。

ようやく軽トラを購入して、いろいろな固定費も増えることになりましたが、まぁ便利な乗り物で、買って良かったというよりも、もうすでになくてはならないものになっています。

最近は軽トラの荷台で販売する「軽トラ市」のようなマルシェもあるみたいですし、しっかり活用していきたいと思います。カタログに、軽トラの荷台にオプションの屋根をつけて野菜を販売している可愛い写真が乗っていて、わぁこんなんいつかやりたいなぁと思いました。ちなみにその写真の軽トラはエメラルド色で、一瞬その色にしようかと誘惑に駆られましたが、あんまり目立つ車はよろしくないと思い直し、ごく普通の白にしました。

2023年買って良かった第2位:スキャナー

昨年、家族のアルバムを作る機会があり、昔のフィルム時代の写真をデータ化したいと考えて、スキャナーの購入を考えました。せっかくスキャナーを買うならば農業関係の書類の整理にも使いたいと考えて探したところ、スキャナーって用途別にいろんなタイプのものがあることを知って、また迷いの壺にハマっていきました。

本や雑誌などもスキャンできる非接触タイプのものと最後まで迷いましたが、ユーチューブなどでも絶賛されている富士通の「ScanSnap iX1600」に決めました。これだと本や雑誌のスキャンは裁断機で分解しないとできないことになりますが、それはまた必要になった時に考えようと。Amazonビジネスで購入しました。

お値段が結構高くて、4万円後半・・・。スキャナーにこんなにお金をかけていいものか、この値段出すなら「種まき権兵衛」を買うべきではと、かなり迷いましたが、ユーチューバーの皆さんがこんなに絶賛しているなら・・・と、またヤケクソな感じで購入を決めました。

ちなみに「種まき権兵衛」はまだ買う決心はついていませんが、来年の今頃、"2024年買って良かったベスト3”として紹介しているような予感がします・・・

便利さに感動!!

まずはパソコンにアプリをインストールして、パソコンとスキャナーを接続。

実際に使ってみるまで勘違いしていたのですが、「読み込んだファイルはこのアプリ内に一旦保存されてそこから手作業で自分の保存したい場所に振り分けていくのだろう」と思っていました。

違いました。自動的に一発で保存したいところに保存してくれます。

例えば、写真はgoogle photo、レシートは家計簿ソフト、書類はドロップボックスのこのフォルダ、という感じで、読み込んだファイルをどこに保存したいのかをあらかじめアプリ上で設定しておけば、スキャンしたら一発で保存したいところに保存してくれます。

なにこれ、めっちゃ便利やんっ!!と感動しました。しかも読み込みが速くてキレイです。e文書にも対応しているようです。

一番重宝しているのは、私は経理処理をクラウド会計のfreeeでしているのですが、スキャンして一発でfreeeのファイルボックスに保存されることです。昨年までは、一枚一枚レシートをスマホのカメラで撮影して読み込んでいましたが、これがかなり手間でした。今は一瞬!便利すぎます。

↓クラウド会計のfreeeはこちらです(広告)↓

プライベートでは、金融機関などから送られてくる「ご契約内容のお知らせ」的な書類も一読した後は今までは金融機関ごとにファイリングしていましたが、今はシャン!と読み込んでもう捨ててしまいます。(ただ、全てがパソコン内に収まってしまうと、私に万一のことがあった場合に存在を知ってもらえない懸念があるので、何らかは紙で残しておこうとは思います。)

農繁期なんかは特に日々溜まっていく郵便物の処理が追いつかず、机の上が散らかり放題になりがちでそのグチャッとした状態を見るのがまたストレスになりイライラの元でしたが、このスキャナーが来てからは机の上をスッキリを保てています。

ただ、私はその最初の設定がなかなか理解できなくて時間がかかってしまいました。また、スキャナーの読み込み自体はすごく速いのですが、パソコンの性能がゆっくりだと目的のフォルダに保存されるまで時間がかかるかもしれません。この辺りさえクリアすればもう便利すぎて・・・これ作った人、すごいわと感動しました。

農業は何気に事務処理が多い

新規就農して感じたことの一つに、「農業ってもしかして高度な事務処理能力が求められるのでは?」ということがあります。

補助金などの申請書類(今回、肥料の補助金の申請をしました)、栽培記録、販売する際のラベル等の作成、認証を受ける場合は厳格な記録と申請書類、経理処理から確定申告、などなど。

また、市役所からくる書類とか、なんやかんや溜まっていく書類も多いです。

忙しくてもいつも机の周りを綺麗に保って事務処理が滞ることのないようにしておきたい、見たい書類がすぐに見れるようにしておきたい、このスキャナーは強力な助っ人になりました。

今では、仕事するにあたってパソコンが必需品であるように、スキャナーも必需品なんじゃないかと思っています。

2023年買って良かった第3位:手押し耕運機

第3位は、手押し耕運機です!こちらです↓

これは、こちら↓の記事で熱く語りましたので、ご参考になさってください。
https://pocoapoco-bio.com/teoshi-kohunki/


という感じで、昨年の振り返りから始まった2024年のブログですが、購入した畑での作業も開始しており、次回は、その畑の土壌検査結果や検査結果を受けての対応などについて書きたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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