2022年、今年購入して良かったものベスト3

2022年、今年も残りわずかとなりました。

それにしても、今年の冬はなかなかの寒さです。畑では暖を取るために七輪で炭を焚いていますが、炭のじんわりした温もりに当たっていると炙ったイカと日本酒が呑みたくなってしまいます。夫は畑でカップラーメンが食べたいということでキャンプ用のヤカンが欲しいといつも言っています。全く、夫婦揃って神聖な畑をなんだと思っているのでしょうか。とりあえずスーパーでイカを見かけたら目を逸らすようにはしています。

さて、今日は今年を振り返って購入して良かったものベスト3をご紹介したいと思います。ブログを以前から読んでくださっている方からしたら「どうせ1位はあれやろ?」とバレバレだと思うのですが、とりあえず3位からお付き合いくださいませ。

2022年購入して良かったもの:3位

今年買って良かった3位は、ラベルライターの「ピータッチキューブ」です!

ラベルライターを欲しいと思った理由

ボードン袋に貼る商品名のラベルを作るものが欲しくて、ラベルライターを買おうと割と長く考えていました。ラベルを作るのはもちろん普通のプリンターでもできるのですが、それだとどうしても1回の印刷で24枚とか大量にできてしまいます。もちろん1回の印刷でたくさん出来るというのも必要なので、その場合は前回のブログで書いたエーワン社のラベルを使って印刷しますが、別途、1枚ずつ印刷できるラベルライターが欲しいと思っていました。

と言うか・・・、農業を始めるずっと前から棚の整理などのために個人的にラベルライターが欲しいと思っていたということがまずあって、この機会に買おうとしたと言うのが正直なところです。すみません。

迷った末に買ったのはこれです!

ラベルライターもいろんなものがあって、機能も値段もピンキリです。印字は、白黒がスタンダードですが、中にはカラーで印刷できるのもあります。発送時の送り状を作れるようなものもあります。

Amazonで物色していると色々ありすぎて分からなくなって、とりあえず良さそうなものを「欲しいものリスト」にいくつか登録していたところ、タイムセールのお知らせの通知が頻繁に来るようになりました。タイムセールって、忍耐力を試されている気がしませんか・・・?私を修行の場へ引きづり込むAmazon・・・。忍耐力が弱い私は、もうどれかに決めよう、と決心して最終的にこのブラザーのピータッチキューブを選びました。これはタイムセールにはならなかったですけど。

ラベルのテープの幅は、3、5、6、9、12、24、36mmとラインナップが豊富にありますが、本体は最大12mm用(PT-P300BT)、最大24mm用(PT-P710BT)、最大36mm用(PT-P910BT)の3種類販売されており、最大36mmのは、大は小を兼ねるという感じで全ての幅のラベルが作れます。ただ、当然お値段も高いです。

迷いに迷って思い切って一番高い最大36mm用のを私は購入しましたが、これはAmazonでは最近在庫が僅少な様子で、値段が高騰している模様。私は2万8千円くらいで購入しましたが、今は3万円後半の値段になっています。早めに買っておいて良かったと思います。

こちらは最大24mm用のです↓

こんな感じで使ってます

下の写真の「ベビーリーフ」と「100」というのをこのラベルライターで作りました。

スマホの専用のアプリでデザインを作り、Bluetoothで接続して印刷しますので、お手軽です。印字は白黒ですが、テープの色やデザインがたくさんあって、センスのある人ならとてもおしゃれなラベルを作れると思います。仕上がりがきれいです。

商品名のラベルを作る以外に、個人的にも棚の整理などでも頻繁に使っています。ちょっと高かったけれど、満足です。ただ、テープの値段がそれなりにするということもあり、現在の少量多品種では1枚ずつ印刷できるタイプのラベルライターが便利ですが、もっと大量に印刷が必要になれば、別の方法で印刷すると思います。とりあえず値段の表示は今後は手書きにするつもりです。

2022年購入して良かったもの:2位

今年買って良かったもの2位は、フィスラーの圧力鍋です!

農業と関係ないやんか、と言われそうですが、そこは大目に見てくださいませ。

圧力鍋を欲しいと思った理由

圧力鍋を購入しようと思ったのは、自分で育てた「丹波黒大豆」をもっと手軽に食べたいから、です。

黒豆は美味しいしアンチエイジングにも良いので頻繁に食べたいのですが、普通のお鍋だと6〜8時間くらいかけてコトコトと炊く必要があります。半日もガスをつけっぱなしなので、光熱費が気になりながら炊いていました。しかも半日ずっと家にいることもほとんどないので、出かける時は一旦火を消して帰宅してまた点けて・・・という感じで結局一日中炊いてる感じになります。昨今の光熱費高騰を受けて、圧力鍋ならこれがあっという間なんだろうと思うと、購入を検討するようになりました。

と言っても圧力鍋はこれが初めてじゃなく、以前も持っていたことはあります。その時は、6リットルくらいの大きいもので、マイナーなメーカーのでうまく圧力もかからず、重くて段々と使うのが億劫になって結局断捨離しました。もう2度と圧力鍋を買うことはないだろうな、買うとしても電気圧力鍋かなと思っていましたが、黒豆を手軽に食べたい一心で、再び圧力鍋の購入を考え始めました。

迷った末に買ったのはこれです!

前回の反省を踏まえて、今回はコンパクトなもので使いやすいと定評のあるものを買おうと考え、「圧力鍋といえばフィスラー」なので、早い時点でフィスラーのものにしようと決めましたが、ラインナップが豊富なのでどれを選んだらいいのか迷いました。

圧力を、高圧か低圧の2段階、もしくは高圧・中圧・低圧の3段階にかけられるものとありますが、2段階と3段階のとではなぜかお値段が倍以上違います。とりあえず両方のを、これまたAmazonの「欲しいものリスト」に登録、楽天でもお気に入り登録しておいてじっくり考えようと思っていたら、Amazonで2段階のがタイムセールになったと通知があり、即決。忍耐力のかけらもないなと思いながらも1万4千円台で購入することができたので、これはいい買い物だったかなと思います。(偽物じゃないかドキドキしましたが、大丈夫そうです。)

大きさは、小さめの3.5リットルのを選びました。

こんな感じで使ってます

当然、まずは黒豆を炊きました。説明書に「圧力8分」と書いてあって、いやいや半日かかってコトコト炊いてたのが8分のわけありませんがなと半信半疑でしたが、本当に8分でふっくら美味しく炊けました。これまで半日かけてコトコト炊いてたのはなんだった・・・調子に乗って、ひよこ豆とか大豆とか一通りの豆をいちいち感動しながら炊きました。もっと早く買えば良かったです。

また、寒い中、畑仕事して自転車で寒風に当たり、「あー寒っ。おでん食べたい。」と思った時、今までだったらおでんは朝から大根を炊かないといけないので早くて次の日しか食べられませんでしたが、圧力鍋があると夕方から取り掛かってもその日の晩御飯には味染み大根のおでんが食べられます。しかも、売り物にならなかったような小さい玉ねぎを丸ごと入れたり、形の悪い人参も乱切りにして入れたりして片付けられるので超便利です。

あと、この圧力鍋のいいところは、蒸し器が付いているんです。(別売りの場合もあるみたいなので購入を検討されている方はご注意ください。)この蒸し器がこれまた便利で、美味しいふかしイモもあっという間に作れます。

パープルスイートロード
シルクスイート

畑から帰ってきて「お腹すいた!」というときも、あっという間に美味しいふかしイモができます。もっと早く買えば良かったです。

最初、爆発しないかなと不安で柱の影に半身を隠して加熱したりしていましたが、今はコツが分かったので大丈夫ではあるものの、加熱しているときは絶対にその場を離れないようにはしています。

先日、私が留守中に夫が説明書も読まずに圧力鍋を使ったみたいで、帰宅したらそこら中に液体が飛び散ってました。かなり遠くまで飛んでたのですが、何があったか怖くて聞けない・・・。さすがに圧力鍋は説明書をしっかり読んでから使わないと危ないです。

2022年購入して良かったもの:1位

「どうせあれやろ?」・・・はい、そうです。自走式草刈機です。お盆直前に購入し、この夏使いまくりまして、ブログでも度々触れては絶賛していました。

↑この写真も何度も使ってます。ちょっと写り込んでるクボタの営業マンさんすみません。

あぜや法面のある畑なら絶対に重宝すると思います。刈った草を細かく裁断してくれるので刈った草が土に戻るのも早いです。マイナス点としては、本体を小まめに掃除しないといけなくて、特に、フィルターがあっという間に汚れてオイルの中で洗うという作業をしないといけないというところがありますが、メリットの方が圧倒的に大きいです。ちょっと値引きしてもらって16万ちょいでしたが、値打ちあると思います。

ラインナップとしてはもっと大きなタイプのもあって、小さいのと大きいのと2台持ちの人もいらっしゃるようです。うちはそんなに広くないので、この小さい自走式草刈機と、細かいところ用の刈払機で十分です。

就農してすごく感じたのが、除草剤を使っている人が思っていた以上にすごく多いことと、除草剤を使いなさいという無言の圧力で、除草剤を絶対に使いたくない私はいつもビクビクしていましたが、この自走式草刈機のおかげでちょっとビクビクから解放された気がします。

高速道路の法面などで、ルンバみたいな無人の草刈機が走っているのも見かけます。世の中には便利な機械があるものですね。除草剤を使わずに雑草管理ができる機械がもっと普及し、除草剤の需要が少なくなればいいのになと思います。

2022年購入して良かったもの:番外編

春頃に買ったのですが、これ・・・

足踏み脱穀機です。うまく使いこなせなくてブログに一度も書いてませんでした。使いこなせるようになったらとても便利だと思うので、また改めて書きます。

もしご近所にお住まいの方で、脱穀機を使いたいという方がいらっしゃいましたら使ってもらって結構ですので、お声がけください。置いとくだけというのももったいないので・・・。麦・蕎麦用です。

2022年を振り返って

今年は、このブログをたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございました。ブログを通じて実際にお会いすることになった方もあり、そういう新たな出会いがとても嬉しく感じる一年でした。コメントやメッセージをいただいたみなさまもありがとうございました。

夏以降、農業とは全然関係ないところで大きな案件があって、心身ともにそれに消耗されてしまう日々でした。心が荒んでいると植物が育たないとか枯れてしまうと聞いたことがありますが、ほんとにそうなんやと自ら実証しました。ベランダで育てていた植物もちゃんとお世話していたつもりなのに多くは枯れてしまいました。

新たな年は、心身ともに健康で、一つ一つのことをきっちりこなしていきたいと思います。円安傾向、物価高騰は、循環式農業にとって追い風だと思います。まだ2年目ではありますが、たねとりをして育てた野菜はやはり強いと実感しています。この力強いニンジンを見ていると、こちらもパワーをもらえる気がします。本当に農業は奥深い。

では、皆様良いお年をお迎えくださいませ。来年もよろしくお願いします。

うちの畑で2代目の黒田五寸人参

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