【本日の畑】日照りに耐える野菜たち、水路から水を引くことについて

2021年7月26日

空を見上げると、真夏の空。真夏の空を見ていると、若かった頃に海で遊んだ思い出が蘇ってきたりして、この空の下で働けるなんて幸せだなぁと思います。

さて、ついこの間まで水が捌けなくて困っていたのに、一転、今度は日照りです。

雑草はカラカラで刈りやすく、夫が刈払機でアゼや使っていないウネなどの雑草を一気に刈ってくれたらかなりスッキリしましたが、野菜たちは過酷な状況です。刈った草もあっという間にカラカラになるので、その草をせっせと集めては草マルチにし、日照り対策しています。

ピーマン

下の写真はピーマン。梅雨の時期は青枯病を疑ったくらい全体的に元気がありませんでしたが、一番手前の株だけは比較的生き生きしていました。その株が、なぜか梅雨明けと同時に枯れてきました。原因はまだ調べていませんが、急激な変化についていけなかったのかもしれません・・・。ダメ元で、酵素水(有機JAS認証協会事前申請済みのもの)をかけてあげましたが、ここまで枯れてしまうとダメかな・・・。他の7株は生き生きしているので、良しとします。

ピーマン

その残った7株は、ようやく収穫できるようになってきました。全く水やりをしていませんが、なんとかなるものですね。

まだ(っていってももう7月下旬ですが)株自体が小さいので実も小さめですが、翡翠色できれいです。グリーンフィールドプロジェクトさんの有機種子で、固定種のピーマンです。

ピーマン

水路から水をひくこともできるが・・・

前述の酵素水は、ペットボトルで希釈して与えたのですが、そのペットボトルでチョロチョロと与えているのを普通に水やりしていると見られたのか、お隣のおじいさんが「そんなんで水やりしていたら焼け石に水や」ということで、水路から水を引いたらよいと教えてくれ、実際にやってみてくださいました。

うちの畑は以前は田んぼで、水路から水を入れることができる仕様になっています。夫と私は水路掃除に出席しているし、うちの畑の後に水を引いている田んぼはないので、いくらでも勝手に使ったらよいということです。この水路はお米の収穫が終わって川の堰を閉めるまで、水が常に勢いよく流れています。

この水は、見ているときれいな水なので使いたいところですが、いろいろ考えて使わないと決めました。今回実際に水を入れるのをおじいさんがやってくれ、すごく申し訳ないと思いながら家庭菜園エリアだけにとどめておきました。来週には雨が降りそうなので、それに期待します。降らなければ、自宅から水を持参するしかない。なんかすごく罪悪感を感じながら、せっせと草マルチをかけて、日照り対策をしました。

ニンジン(黒田五寸)

黒田五寸ニンジンは、7月に入って段階的に種まきをしています。下の写真はいちばん最初、梅雨が本格化する前に種まきしたものです。ニンジンは、よく言われるように、発芽しようとしているときに乾燥していると死んでしまうので、発芽させるのが難しいもの。発芽が出揃うととりあえずホッとします。

ニンジン

下の写真は、梅雨明け後の7月19日に撒いたものです。籾殻を敷いておくと乾燥対策に良いので敷きたいところですが、有機JASの認証協会に許可をとらないといけないので、とりあえず草をかけています。これだけでも朝露が乾燥せずに残るので、ぜんぜん違います。

とは言え、これだけ日照りが強烈だと朝露での湿り気にも限界があるので、ここだけは家から持参した2リットルのペットボトルで水をかけています。今日、ぼちぼち発芽しかけていたので、もうすぐ草を取り除いてあげないと。

ニンジンの種まき

トマト

トマトは、概して失敗です。ほとんど収穫していません。収穫直前でカラスに食べられたり、虫に食べられたり・・・この写真のも、虫食いなので収穫できません。カラス対策はテグスをしていますが、一通り食べられた後なので、効果の程はまだ分かりません。

トマト(牛の心臓)

こちらは、スノーホワイトというミニトマトで、先週収穫したときの写真です。甘くて美味しかったのですが、まともに収穫できたのはこの3つだけ。GWころに定植しようと思っていた苗が、畑が水浸しになったりで定植できず、老化苗になってしまっていたことが原因かなと思っています。

ミニトマト(スノーホワイト)

今、トマト第2段として、このスノーホワイトと中玉トマトの育苗をしているので、リベンジする予定です。

レッドベルベット(アマランサス)

こちらは、6月20日のブログで書いた猛暑ウェルカムのレッドベルベットです。ベビーリーフなので、ぼちぼち収穫しています。土はカラカラですが大丈夫そう。猛暑ウェルカム!です。

レッドベルベット

アピオス

こちらは今年初めて育てているアピオス(ほどいも)です。お試しで一株だけです。栄養価が高いということで楽しみにしていますが、今ちょうど花が咲いていて、とてもきれいな花で驚きました。ピンクのグラデーションです。

アピオスの花

ビキーニョ

こちらは、唐辛子のビキーニョ。唐辛子といっても辛さは強くなく、ピクルスにして食べるとおいしいそうです。このピュッとした形が可愛らしい!種がけっこう高かったのに育苗がうまく行かず、5株ほどしかありません。固定種なので、種採りして、来年はもっとたくさん育てるつもりです。

ビキーニョ

ズッキーニ

これは6月25日に直まきしたズッキーニです。今日でちょうど一ヶ月。成長にスイッチが入ったようで、花芽もついてきました。これもグリーンフィールドプロジェクトさんの有機種子のものです。まったく水やりしていませんが、いまのところ大丈夫。このまま頑張って!

ズッキーニ

ようやくナスビ!

そしてそして、ようやく!!ナスビが実ってきました!!世界一おいしいらしいヴィオレッタ・ディ・フィレンツェです。待ち侘びました!ゆっくりゆっくり育つので我慢強く米ぬか・油かす・カルシウムを定期的に与えてようやく・・・(泣)まだ出来始めなので、あまり株に負担をかけまいと、今日、写真のどちらかを収穫しようとしましたが、夫に止められてとりあえず見送りました。もうすぐ・・・ワクワク。

ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェ

ぼちぼち収穫していますが、まだ売れる程の収穫には至っていません。現在の収穫量では、去年までの50㎡の市民菜園の方が多かったです。ナスビやズッキーニ、ピーマンがどこまで頑張ってくれるか・・・。土がまだまだできていないので、頑張って土を肥やしていきつつ、そろそろ売ることも考えていかなければ・・・。

そして、秋冬の準備もそろそろ始めないと・・・と思うと、やることがたくさんで寝ている時間が惜しい今日このごろです。

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