今年育てている3種のナスビの良い点、悪い点

2020年12月5日

今年育てているナスビは、3種類あります。

それぞれの「育てやすさ」「料理のしやすさ」「味」等について、良い点・悪い点をご紹介したいと思います。

 

① 清黒中長ナス(トーホク交配)

メインに育てているもので、タネから育てて、3株あります。

これは昨年に引き続き、今年で2年目。かなり気に入っています。

何が良いか、それは料理のしやすさです!

夫は焼きなすが好きでよくリクエストされるのですが、家庭用のグリルは天井が低め。だから普通の茄子だと、縦に半分に切ってから焼かざるを得ないことが多いですが、焼いた後に水に漬けた時、ベチャベチャになってしまいます。

しかし、このナスは縦に切らなくても丸ごとグリルに入りますので、水につけてもベチャベチャになりにくいです。

(もしかしたら最近のグリルは天井が高いのもあるのかも💦)

焼きなす以外でも、ソテーや素揚げにする時も、そのまま輪切りにするだけで一口サイズになり、大きさも均等に揃いやすくて見た目も良いです。

「同じ太さ」というのは、他にも、乱切りがしやすい、冷蔵庫にも入れやすい!と色々利点があります。冷蔵庫がパンパンになりがちな夏野菜のこの時期、冷蔵庫に入れやすいというのは結構重要なのです!!

たくさん実がついて育てやすいというのも長所。また来年も育てるつもりです。

 

 

②水ナス?米ナス?

国華園で苗を見つけて衝動買いしたものです。55円で売られていました。

確か、「水ナス」として売られていたと思うのですが、ヘタが緑色なので、「米ナス」かも・・・

(夏野菜の苗が大量に売り出されている頃の国華園の苗は、安くて良いのですが、一つ一つの苗ポットに札が付いていないものが多くて、後で分からなくなってしまうことが多いです(泣)今後はメモを持参していこうと思います😫)

灰汁が強いし、瑞々しくないし、浅漬けにしてみても漬からないし、割と固いし、というのも踏まえると、多分「水ナス」じゃないです。

もちろん、「水ナス」を作っておられる農家さんは、かなりの手間暇をかけておられるそうですので、育て方等に問題があるから美味しくならないのかも。あ、美味しくないって言っちゃった💧

収穫できる量はそんなにないのですが、1個が大きい。加熱料理にして一気に消費してしまうようにしています。

 

 

③白ナス

これも国華園にて苗で購入。55円です。

これは、②ほど大きくなく、意外と料理に使いやすいです。

皮のあたりがガッシリと固めですが、煮物にすると、中の方がトロトロでとても美味しい。味も染み込みやすいです。

どうせ同じナスビを育てるなら紫の皮の方が栄養あるのになぁ・・・という気もしますが、美味しいので良しとします😤

割とよく実もつけてくれますので、この苗を買って良かった!

これは調べてみるとおそらく固定種のようですので、種を採って、来年はタネから育ててみようと思っています。

 

※番外。

夫が「ごくごく普通のナスビも欲しい」というから、千両ナスの苗を1株だけ買ったのですが、なぜかうまく育たず。下の写真を撮った後、ほぼ枯れた状態になってしまいました。切り戻しして何とか生きていますが、収穫はゼロです。

 

ちなみに、下の写真は、バンコクのマーケットで手に入れたナスビです。
(関係ないコブミカンも入っていますが。)

「白ナス」でも文字どおりに皮が白いナスは、卵のようで可愛い!!まさに「eggplants」です。

色々育ててみたくなりますが、来年は、最近流行っている紫の縞模様の「イタリアンナス・カプリス」を新しく育ててみるつもりです。

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