先週と今週の畑(市民菜園の方)ーニンニクと玉ねぎを一気に収穫
思いがけず早くに梅雨入りしたので、いろいろ慌てております。
先週末(5月23日)は奇跡的に梅雨の晴れ間だったので、市民菜園の方へ行き、取り残していたニンニクと玉ねぎを一気に収穫しました。もう採ってしまわないと雨で全部ダメになってしまいそうです。
わずか25㎡のところですが、3畝を使って育てていたので、かなりの量があります。「とりあえず一気に抜いて、お昼ごはんを食べに帰ってる間にお日さんに当てて乾かして、また午後から取りに来よう」としていましたが、結構な量でお昼ごはんを食べに帰る余裕はなく、ぶっ通しでモクモクと作業してました。
ちょっと話は逸れますが、私が利用している市民菜園は3万円です(25㎡・2年間)。国産のニンニクはスーパーで買うと1個300円ほどしますので、ニンニクを100個収穫するとそれだけで元がとれるんじゃないかと思っています。タネニンニクも割と高いですがそれを差し引いたとしても、「家庭菜園で元がとれる野菜ランキング」があれば、一位はニンニクなんじゃないかと思っています。父がニンニクが大嫌いな人だったので、大人になって実家を出るまでニンニクを食べたことはほとんどありませんでしたが、まさか自らこんなにガッツリ育てる人になるとは思いもしませんでした。自分で育てるようになってからはスーパーの1個300円のニンニクはもったいなくてとても使えないです。(かと言って輸入の3個100円のニンニクもちょっと敬遠してしまいます。)家庭菜園でニンニクは手間もあまりかからないしオススメです。
![ニンニクの収穫](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/05/6BF01A06-4ED8-487C-AC89-22A80A557C8E_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
話を戻して、今年育てたのは2品種あり、ひとつは早生の山東ニンニク。もうひとつは毎年収穫したものをタネニンニクとして植えているもので品種は忘れました。
作業開始して間もないときは三編みにしたりして「イタリアンのお店みたいに飾るねん」なんて言って余裕を見せていましたが、このあとに農地での草刈りも待っており、だんだんと時間がないことに気づき始め、最後は全部まとめてカゴに入れて持って帰りました・・・。
![ニンニクの収穫](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/05/D0B383E7-2541-47A3-8234-9352D5904775_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
三編みの形跡がこの写真に写ってますね・・・。ニンニクの下には玉ねぎも埋まっております。
泥のついたものをあまりマンションに持ち込みたくないので、これまではできるだけ畑で泥を落としてから持って帰っていましたが、もうそんなことは言ってられなくなってきました。
そして、夫の愛車がニンニクの匂いで充満し、ダッシュボードの上をアリが2匹歩いていました。最近、会話の中で、夫が軽トラの値段の話題を持ち出してくることが多いなというような気がしていましたが・・・気のせいではないのかもしれません。
この玉ねぎとニンニクいっぱいのカゴですが・・・、とりあえずマンションの玄関のたたき部分に置き、一週間かけて、泥のついた皮を剥いて根っこを取る「調整作業」をしていきました。早く片付けないと、玄関のモジャモジャがもうどうにもこうにも・・・。
![調整後のニンニク](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/05/9B9155F3-BF0D-44F2-BDE0-B741E14C90ED_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
鶏の手羽元みたいですが、ニンニクです。
このニンニクの調整作業ですが、昨年、私が研修させてもらっている農家さんから「根っこを取る専用の包丁がある」と教えてもらいました。「にんにく包丁」というそうで、実際に目の前でやってもらったらものすごくきれいに仕上がって驚きました。
今年、よっぽど買おうかなと思いましたが、押すタイプ、引くタイプ、刃の長さ、などいろいろなタイプがあるのでどれにしようか迷っていたら、なにかと出費の多い新米農家なのでやっぱり見送ろうという気になり、手持ちのペティナイフで作業することにしました。時間、かかっております。
今年初めて育てた山東ニンニクですが、早生の上に雨が多かったからか、水分が多くてあまり日持ちしなさそうです。見た目はきれいですが、シャキシャキのあっさり風味で私の好みではないということもあり、今後は育てないことにしました。タネ分を残す必要がないので早めに全部食べてしまいます。
![](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/06/0E73F661-C281-40E4-BBD1-A80DA65D9DDF_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
とは言ってもさすがに一気に食べられないので、ネットに入れて天気の良い日には干して水分を飛ばしています。
![](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/06/6890DB39-F57C-4498-A4ED-15DEBFD2EA3A_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
そして風通しの良いカゴに入れて保管すると、去年は一年間腐ることなくもちました。(多少芽はでます。)
今年のはどれだけ日持ちするか微妙・・・黒にんにくメーカーが欲しくなってきました。
そして今日5月30日は、残っているソラマメを全部収穫して撤去しました。
![収穫したソラマメ](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/05/C50FF01E-7811-4EA7-83BE-7F6DAC128A98_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
今年はソラマメが豊作でした。
これまでソラマメといえば、収穫直前にカラスかハクビシンか何かの獣害に合って全滅したり、アブラムシの被害で全滅したり・・・など、あまりいい思い出がないのですが、今年は成功です。
6粒くらい撒いたうちのひとつは、昨年収穫したものを実験的にタネとして撒いたもので、問題なく発芽して成長しました。今年もこの収穫の中から良さそうなものをタネとして残しておこうと思います。
![ソラマメ](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/05/3B3F3D3E-9102-4942-B161-98F425F71D0E_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
ソラマメは特に好きというわけではありませんが、この見た目の可愛らしさが好きです。
そしてこちらはカーボロネロ。青虫にやられて先週は軸だけになっていましたが、今日、驚きの復活を見せてくれました。
![カーボロネロ](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/05/F4EFDC18-8307-45BD-83DD-35BBF4E4BE76_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
なんという生命力。
トンネルやマルチなどもしないむき出しの状態でもあっさり越冬し、3末で期限切れの区画から別の区画へ移植したのにも耐え、他のものはだいたい春になるとトウ立ちしてオシマイになるところなのに花芽も出さず、なんともお利口な野菜です。でもどうやって食べると美味しいかよく分からず、あまり食べてません・・・
そしてこの雑草みたいなものは・・・
![ラッキョウ](https://i0.wp.com/pocoapoco-bio.com/wp-content/uploads/2021/05/A99BC329-A70A-4071-AD90-357351134E93_1_105_c.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
ラッキョウです。
ラッキョウも毎年育てています。もしかすると「家庭菜園で元がとれるランキング」の一位はラッキョウかも・・・。まだ全体的に青々しているからもう少し待って収穫しようと思います。ラッキョウって私の周りでは育てている人を意外と見かけませんが、これも家庭菜園でのオススメのひとつです。またラッキョウだけの記事を別途書こうと思います。
以上、先週から今週にかけての市民菜園の様子でした。
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