【本日の畑】2021/06/20 真夏の葉物の実験栽培など

2021年6月21日

昨日が大雨のため何もできず、今日は晴れてくれて助かりました。天気予報で予定が翻弄される日々です。こういった予定通りに行かないことも最初はすごくストレスに感じていましたが、最近は雨なら雨でたっぷりある事務作業をしたりして、自分の中でリズム感のようなものが掴めてきたように思います。

今日はまずは市民菜園へ。

パクチーの実

パクチーに実がつき始めています。

このパクチーは、「本日の畑 2020/12/6(日)」で書いた、これから真冬を迎えようとしている時に発芽したパクチーです。トンネルもせず、マルチもせず、あっさり冬を越し、植えていたところは3末で契約終了だったので今のところに植え替えて、現在に至る・・・パクチーがこんなに強いとは!

市民菜園もかなり雑草が生えていたので、夫とともにババババーっ!と中腰の前進で両手で草を引っこ抜いていき、大急ぎで市民菜園を後にしました。

そして、農地の方へ。

4月30日のブログで書いたように、以前は大雨が降ると水浸しになっていましたが、今は一部を除いて水浸しにはならなくなりました。梅雨末期の大雨を乗り越えられればとりあえず排水問題はクリアかなと思います。逆に夏の日照りが今度は心配になりますが・・・

「一部を除いて」というのは、お隣が最近田植えのために水を張られたのですが、うちの畑はその下に位置するので、隣接する部分から水が染み出して畝間の通路が常に湿った状態になっていることが分かりました。大雨の後は水浸し。長さ20メートルほどの畝が3本ほどです。隣接する畝2本ほどはもともと有機の認証を受けないつもりでしたが、これでは余裕を持って畝5本ほど認証対象外エリアとした方が良さそうです。

認証云々よりも、こんなにグジュグジュしているところでは何も育てられないかもしれない・・・。浸水を止める対策を考えてみようと思いますが、上流が田んぼの農地を借りて畑をしようとすると、こういうことにも気をつけないといけないんだなと分かりました。

人工受粉に失敗のカボチャ

さて、こちらは先週、人工授粉をしたカボチャです。

雌花の中が雨で水が溜まっていたので、失敗するかなと思っていたらやはりダメでした。

黒皮栗 人工受粉に成功

こちらはおとといの金曜日に人工受粉したもの。こちらは成功と思われます。

このカボチャはグリーンフィールドプロジェクトさんの有機種子で「黒皮栗」というものです。人工受粉が成功し、手をかけたちっちゃいツヤツヤのカボチャが可愛くって、時間を忘れて眺めてしまいます。

サトイモ

サトイモは本日、一回目の土寄せをしました。雫が滴る葉っぱがきれいで、これも見入ってしまいます。

このサトイモの周辺は、前にこの場所を借りていた人がミントを植えたと思われ、ミントが雑草とともにものすごく茂っています。この辺の草刈りをすると、清涼感のあるとても良い香りがして癒やされますが、これ以上は茂らないでほしい・・・。

丹波黒大豆

これは、丹波黒大豆です。6月12日に種まきしたもので、約一週間後の今日、ここまで育っていました。(雑草も一週間でよく育ちました・・・)

普段から鳥が多いので無事発芽するか心配していましたが、とりあえず発芽はクリア。栽培期間が長いので栽培は容易ではなさそうですが、初めて育てるので楽しみです。

エンダイブ(スカローラ)

こちらは、エンダイブ(スカローラ)というイタリアの葉物です。

耐寒性、耐暑性に優れ、肉厚で美味しいということなので、4株だけ実験栽培しています。エンダイブって、もっとギザギザのフリルっぽくてオシャレなレストランで出てくるイメージですが、この品種は今のところ葉っぱは普通・・・

レッドベルベット

そしてこれも真夏の葉物にと思って、実験栽培しているものです。

真夏の葉物は難しい、というイメージがあり、モロヘイヤ、クウシンサイ、ツルムラサキあたりが真夏でもOKの貴重な葉物と思っていましたが、私にとってニューフェイスが現れました。

レッドベルベット

これです!アマランサス・レッドベルベット。猛暑ウェルカム!

こういうのがあると母が教えてくれました。夏の強烈な日差しを浴びて、きれいな赤色になるそうです。日差しが弱いときれいな赤色にならないとか。これは身体に良さそう!種袋の裏面によると、強い抗酸化作用があって、ミネラルも豊富だとか。

今年はこれまでの私の人生で一番大量の紫外線を浴びることになるでしょうから、こういうものをしっかり食べてシミ・シワ対策をしたいと思います。


今日は、肥料をたくさん必要とするナスやピーマン類、スイカ、ホオズキ、キュウリなどに、米ぬかと油かすを与えました(トマトはちょっと弱々しい様子だったので、おととい先行して与えています)。また、実が付きだしているトマト、カボチャなどはカルシウムを与えました。投入する資材はすべて有機JAS認証機関の事前確認を取っているものです。こういう資材系も何を使うかが自分の中で定まってきたので、野菜の様子を見ながら与えるタイミングなどを見計らっていこうと思います。

まだこの畑からの収穫はゼロですが、あともうちょっとで少しずつ収穫できそうです。梅雨末期の大雨をまずは無事に乗り越えられますように。

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