【本日の畑】定植したキャベツが壊滅状態になりました
畑では、少し前からコオロギの鳴き声が聞こえるようになり、秋ですなぁ、風流ですなぁと、夏を乗り越えた喜びを噛み締めていました。
しかし、先日受講した、とあるセミナーで「草マルチをしているとコオロギが卵を生んで大発生する、やつらはアブラナ科を好んで食べるので、この時期にアブラナ科を育てるなら草マルチはよけておいた方がいい」という話を聞きました。卵を生んですぐに葉っぱを食べるようになるわけではないと思うんですが、確かに草マルチをちょっとクワで触るとたくさんのコオロギがでてきます。
去年までの市民菜園ではコオロギはまったく気にならなかったのですが、今年借りた農地では、借りた春の時点ですでに小さいコオロギが大量にいて、これは秋になったら大変なことになるかも・・・と薄々思っていました。私の前にこの農地を借りていた人は途中で来なくなってしまったようで、去年の今頃はとんでもなく草ボウボウだったようです。おそらく、その草ボウボウの時に大発生したものと思われます。
9月2日、暑さで枯れてしまわないように雨の日を待って定植したトンガリキャベツ。↓
今日9月6日。9割ほどやられました↓。ネキリムシはほとんど見ないし、葉っぱをちょん切られているやられ方なので、おそらくコオロギです。
やっぱりちゃんと虫除けネットをしないとあかんかったか・・・。反省。
ロメインレタスはコオロギはお好みではないのか、無傷です。キャベツのウネはすぐ隣にサツマイモの葉っぱが茂っていてその下にたくさんのコオロギが潜んでいるからという理由もあるかもしれません。
コオロギの駆除の方法を調べてみると、殺虫剤を使う、コオロギを食べてくれるカラスやカエルなどの捕食動物に期待する、などの方法があるようです。
殺虫剤は、自然農なのでもちろん使わないです。カラスはよく畑にきますので、何を食べているんだろうと思っていましたが、コオロギを食べているのかもしれません。あまり居着かれたら嫌ですが、コオロギを食べてくれるならウェルカムです。カエルも畑にたくさんいるので、カエルにも頑張ってもらいましょう!
つまりコオロギ対策としてはとりあえず現状維持・・・。とんがりキャベツ、楽しみにしてましたが、残ったものを救うことはせずにこのままいこうと思います。
少し気温が下がってきたこの時期、なにげに雑草の勢いがすごくて真夏よりも勢いが強いように感じます。涼しくなって動きやすくなってきたので、雑草をきちんと整理して、畑をきれいにしていこうと思います。そうするとカラスもコオロギを見つけやすくなるでしょうし。
さて、涼しくなって、ナスビもきれいな秋ナスになってきました。手前味噌で恐縮ですが、おいしそうです!
上の写真はイタリアナスのヴィオレッタ・ディ・フィレンツェで、ツヤツヤできれいですが、イタリアナスの株から、ツヤがなく、ちょっと緑がかったナスビができていました。もしかして、イタリアナスと翡翠ナスが自然交配した??↓
翡翠ナスはこれです(8月に収穫した時の写真)
表面のツヤの有無は、翡翠ナスのツヤ無が優性遺伝子だったということでしょうか?ボディとヘタの色はどっちやねん!ていう微妙な色合いです。どちらも固定種なので、この交配したものから種を採って固定化すれば新品種ができるかも?!・・・ただ、残念なのは、あまり美味しそうに見えないところでしょうか。
こちらもオクラの葉っぱの上で自然交配中。夫から「そんなん写真に撮ったらかわいそうやん」って言われましたが、なぜ昆虫に気を使う必要があるのか意味不明。てんとう虫はアブラムシを食べてくれるし、かわいいし、どんどん増えてほしいです。
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