【梅雨明け!】猛暑到来とテクノロジーに背を向けることへの迷い
ようやく梅雨が明けました!そして猛暑が到来しました。
「家庭菜園をするうえで大変なこと、しんどいこと」でも書きましたが、農作業をするうえで夏の暑さはかなりキツイです。
これまでの家庭菜園では、お昼の時間に作業してもそんなに長時間ではなかったのでなんとか大丈夫でしたが、これからは平日は私一人で家庭菜園に比べると作業量も多く、熱中症で倒れても助けてくれる人はいないので、梅雨明けから作業時間を朝に切り替えました。
どうせお弁当をつくるために毎朝4時半に起きているので、家事をざっくりこなして、7時には畑につくようにしたいと思います。もっと早い方がいいかもしれませんが、最近心臓にあまり自信がないので、とりあえずこれくらいで・・・6時台に自転車を漕いでいると、ウォーキングしているお年寄りがすごく多くて、みなさんお元気だなぁと感心します。
朝の畑は、夜露に朝日が反射してきれいです。ついでに私の苦手な蜘蛛の巣もキラキラして見えてしまいますが・・・。
これはフランスのカボチャですが、朝は花が元気に咲いています。
最近種まきしたズッキーニも、太陽に向かって葉っぱを広げています。
11時頃になると猛烈な暑さになってくるので、それまでには帰宅。
さて、梅雨の間は雑草もなかなか刈れませんでしたが、ようやく土も乾いて刈りやすい状態になってきました。アゼは夫が刈払機で刈ってくれますが、ウネはカマで刈っていきます。刃を土に入れて根っこを切っていく感じです。これまでだと、「耕して、元肥を入れて、畝立てをして・・・」という段取りでしたが、だんだんと不耕起のやり方になってきました。
先日、自治体主催の農業の講習会2回目を受講しまして、除草剤もウネの上をまんべんなく散布することで、まるで見えないマルチを被せているような感じで草を生やさないようにするタイプのものもあるという話を聞きました。こういうのを使えばマルチなしでも除草の手間はかからないそうです。この講習会を一通り聞いて、私がやろうとしている有機農業はテクノロジーに背を向けているんじゃないか、人類の叡智は積極的に利用すべきではないのか、と一瞬考えてしまいました。
でも、世界の大きな潮流は持続可能な有機農業に向かっていくだとうという確信、自信を持って人に食べてもらえる野菜を作りたいという思い、忙しい中指導してもらったタイの有機農家さんの言葉などを思い出し、やはりこの道を進むべきだと思い直しました。
固定種の種とF1の種でも、今のところやはりF1の種の方が圧倒的に楽だという感触があります。うちは基本的に固定種を使うようにしていますが、なんで?素直にF1を使ったらいいやん、って思うときもありますが、これまで自分で書いたブログの内容などを思い出し、やはりこの道を進もうと思い直しました。
迷いだらけの中、手探りで気がつけばだんだんと自然農のやり方になってきていますが、すべてが昔のやり方にならうのではなく、取り入れられるテクノロジーは積極的に取り入れていきたいと思います。
話が逸れました。えーっと、ウネの草刈りは、原始的にカマでバリバリ刈っていきます。このカマでの草刈りは、スクワットと有酸素運動で、脂肪燃焼にも効果があるんじゃないかと期待しております。
羊の毛刈りみたいで結構快感。
ここは、黒田五寸ニンジンの種まきを段階的にしていっていますが、耕さないでどういうニンジンができるのかを見てみたいと思います。
刈った草は草マルチに利用するので、いくらあっても多すぎるということはないです。まだまだ全然足りないので、そういう意味でも草刈りにせいがでます。
こんな感じ。(これは八丈島オクラです。)
草マルチをしてから時間が経っている下の方の草は、いい感じに草が土に返りそうになっていて、微生物も増えてきているのかなと思っています。循環している感じ!
ものすごく非効率なことをやっているかもしれない。でも少しずつ改善していけばいい。とにかく今はいろんなことを考えながら身体を動かしていきたいと思います。
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