スーパーの「ユリ根」に芽が出たので畑に植えてみた

2021年3月5日

母はこどものころ、風邪を引くと必ず“ゆり根の卵とじ”を母親(私の祖母)が作ってくれたそうです。祖母は薬剤師で、ゆり根には滋養強壮があるからということで、身体が弱っているときには“ゆり根の卵とじ”を作ってくれたとか。

というわけで、私も実家に帰ったときにたびたび母がゆり根を持たせてくれます。ですが、卵とじとか茶碗蒸しのようなレシピしか思いつかないので、台所で放置していたら、こんな感じになっていました。↓↓↓

2017.4.6

え?これ何やったっけ?まさかゆり根??ビニール袋つき破って芽がでてる??

2021/03/05追記:ここ最近、急にこのページのアクセスが増えてきています。春の訪れとともに日本全国の台所でゆり根の芽が出ているのかなと想像すると、ちょっと微笑ましいです。

芽を切り落とせばまだゆり根として食べられるのか、それとももしかしたら芽も食べられる??

ググってみると、Yahoo!知恵袋で同じ質問している人を発見しましたが、回答が「そんなん聞いたことない」というような冷たい感じで結局どうなのかよく分からなかったので、とりあえず食べるのはやめておくことにして・・・でもせっかく母がくれたものなので、芽が出たから捨てたというのは罪悪感が。

・・・とりあえず夫に相談してみたら「それ、土に植えたら食べられる百合根になるらしい」とスマホを見ながら教えてくれました。どうやらこちらのサイトを見たようです。
「暇人主婦の家庭菜園」のブログ↓
https://plaza.rakuten.co.jp/negishinouen/diary/201305300000/

夫に聞いたらこういう答えが返ってくるだろうなと何となく予感はありましたが・・・でもまぁ捨てるのも何だし、畑の空いているスペースに植えてみました。

2017.4.16

ゆり根って、”もみ殻”に包まれて売ってるイメージがありましたので、何となく”もみ殻”を撒いてみましたが、よく考えたらあれは”おが屑”でしたね・・・

2017.4.23

完全に根づきましたな。「水を得た魚」もとい「土を得たゆり根」ってとこでしょうか。すごい元気です。ピチピチです。

2017.5.2

てっぺん辺りがモジャってきました。

2017.5.7

モジャってきてから5日後。いや、成長が早すぎるんですけど・・・。

2017.5.27

連休明けでちょっと間があきました。
おぉ、ツボミがついてます!早っ!

ゆり根として収穫するには、前述の参考にしたサイトによると、花が咲いたらタネをつける前に早めに花をカットして球根を太らせるようです。チューリップと同じようなイメージかと思います。

2017.6.3

次の週、畑にきたらあっさり咲いてました。
初夏の頃に田舎の高速道路を走ると、山の”のり面”によく咲いているような、あの普通の百合です。

この花を見て、「ゆり根って、ゆりの根やったんや」と心の中で思ってたら、全く同じことを夫が口に出し、なんか結論が出たような気がして一気に興味がなくなり、その後、どうなったか覚えていません・・・。本当は花をカットして球根を太らせて・・・となるのでしょうけど、花がきれいなのでそのまま自然体で咲かせて観賞して終わらせたと思います。以上、ゆり根のレポートでした。こんなんでスミマセン。。。

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