本日の畑 2021/03/20(土)

3月も下旬に差し掛かり、今年は桜の開花も早くてもうあちこちで桜が咲いています。帰宅して気づきましたが、日焼けしたのかお肌がヒリヒリします。日焼け止めをそろそろ塗らねければ。

本日の畑 今日で撤退の場所

畑

2箇所借りている市民菜園のうち1箇所は、今週半ばが撤退の期限でしたので、今日、すべて撤収しました。
2年間の汗が染み付いた場所。フカフカの土になりつつあるのでちょっと名残惜しいです。

本日の畑 あと1年契約が残っている場所

市民菜園のうち、もう一箇所はあと1年契約が残っています。

アスパラガス

こちらは、先月株分けしたアスパラです。3株に分けて、すべてから新芽がでてきていました。株分け成功のようです!

株分けした際の様子はこちらの記事に記載しております↓
関連記事:アスパラの掘り起こしと株分けの記事

アスパラ

まだ収穫には早いのは重々承知ですが、どうしても初物を食べたくて、少し収穫しました。

ドイツに住んでいたことのある姉が、「ドイツでは、春になるとホワイトアスパラに目玉焼き?が載せられた料理が出回る」と話していました。これが最高に美味しいそうで、春がきた!と感じるそうです。ドイツの冬は長くて厳しいから日本よりももっと春の悦びが強いらしいです。

ホワイトアスパラ、日本ではおそらく輸入物の瓶詰めのをみたことがありますが、どうやって育てるのだろう。軟白栽培にするのかな・・・ちょっと好奇心がうずきます。

新玉ねぎ

こちらは極早生の玉ねぎ。中生のはまだまったく膨らんでいませんが、極早生のは随時収穫してまるごとスープにして楽しんでいます。

この葉たまねぎをまるごとスープにするというのは奈良「くるみの木」のレシピ本に載っていたものです。表紙の写真にもなっています。新物の玉ねぎなので、そんなに長く煮込まなくても丸ごとの玉ねぎがトロトロになり、しみじみおいしいです。

いちご

こちらはイチゴです。苗を人にいただいたりしてもはや何の品種か分からなくなりましたが・・・。

イチゴって、家庭菜園をしている多くの人が育てていますが、週末にしか畑にいけず、農薬も使わない私にとってはなかなか難しい部類です。育てるのはそんなに難しくないですが、出来た実を収穫するまでに、マルムシとか鳥とかに食べられてしまうので・・・。

そら豆

こちらは、ソラマメ。花がついてきました。マメの花ってだいたいは美しいですが、ソラマメはちょっと例外かも・・・ってソラマメに失礼か。

アネモネ

そしてアネモネ!咲いてきました。去年咲かせて球根を太らせて掘り起こし、植え直した2回めのアネモネなので、去年咲かせたときより嬉しいです。

新規に借りる農地

写真を撮り忘れましたが、正式に借りる農地の準備も少しずつ進めています。

ホワイトローバーの種まき

のり面の雑草とツクシがすごいので、少し抑制するために、緑肥のホワイトクローバーの種を今日、少し撒きました。(明日大雨の予報なので、今日は少しだけにしました。)

種袋の裏面には、このように書かれています。

(引用)
土壌に対する適応性が広く、ほふく茎を出してよく繁茂するため、雑草防止や道場侵食防止に好適。根粒菌で空中のチッソを固定し、土壌を肥沃化します。

タキイ種苗『ホワイトクローバー(フィア)』種袋の裏面より

「この種子は、農薬処理をしていません」とも書かれています。
圃場の、のり面の草刈りはかなり大変なので、このクローバーさんにぜひ頑張ってもらいたいところです。

米ヌカを探し求めてさまよう

耕運機が納品されたらすぐに微生物資材と米ぬかを漉き込んでいこうと考えていますが、米ぬかを手に入れるのがなかなか大変なのです。

目指すは30キロ、できれば50キロほしいところです。
しかし、精米機の付近に「ご自由にどうぞ」と書かれているところがありますが、「ご自由に・・・」というのは「常識的な範囲でご自由に」という暗黙の了解があると思うので、あまり大量に持っていけません・・・。特にこの春の時期は、畑で使ったりタケノコを茹でたりするのでヌカを求める人が多いらしく、譲り合いの精神が必要です。

別のお米屋さんを訪ねて聞いてみたら、「お米を購入した人に限り10キロ300円でヌカも販売してる」ということでしたが、ヌカの在庫がこの時期は少ないらしく、とりあえずお店にある分の8キロだけ少し安くして売ってもらいました(お米ももちろん購入しました)。また溜まったら電話してくださるそうです。本当にありがたいです。これまでお米は何にも考えずにネットショッピングかスーパーで購入していましたが、これからは地域のお米屋さんで購入するようにしようと思います。

新規就農にあたって

新規就農にあたって、圃場での作業はまだほとんどしていないので、身体が疲れているということはないはずなのに、考えるべきことがたくさんありすぎて、何だか「お疲れ気味」で常に眠いです。動悸も頻繁に起こって、私よ、大丈夫か?と思うこともあります。(「やるべきこと」についてはちょっと落ち着いてから別途記事を書こうと思います。)

これまでのらりくらりと家庭菜園をしてきましたが、農業をするとなるとやはりシビアな現実が待っていると思います。でも、いろいろ親切に教えてくれたりする人もいて、人に感謝することも多くなりました。

市民菜園では、正式に許可が降りていない今の段階では就農するということはまだほんの少しの人だけにしか話してないのですが、市民菜園で新規に契約していないから?か、これまで頻繁に話かけてくれていた人たちが急に冷たくなって、そんなもんなのかなぁ・・・とちょっと気持ちが萎えています。もう仲間じゃないと思われたのか、去る人追わずという感じなのか分かりませんが、こういうこともあるんだなという経験として覚えておこうと思います。まだあと1年契約が残っている場所がありますが、ちょっと行きづらいです。

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